僕の不倫な純愛 No.8

 もう二度とAと会うことも話すことも出来ないとなり
正直、かなり引きずりました。
今まで出会った人の中でこういう風に引きずったのは初めてです
喪失感が半端ではなかったです


その頃、出向先で一緒に働いていた子の雰囲気が
どことなくAに似ていました


それがまた辛かった
否が応でもAを思い出させます


 そんなある日、どういった流れだったか覚えていませんが
Eと連絡を取るようになりました
中学の時、OにチクったE
そして、なし崩し的にEと関係をもった僕
Eも結婚しており、W不倫でした
Aを忘れる為、Eに走りました

 

 半年後、Eとの新しい関係も良好で
ようやく気持ちが落ち着いて来た頃
小中学校の同窓会がありました

 

同窓会の事についてEから

 

「一緒にいこ?」
「近くの駅いくから拾って」

 

と誘いがあり、僕もこれに快諾しました
そりゃ付き合ってるんだからそうなりますよね
不倫ですけど・・・


同窓会当日の昼過ぎに、一通のメールが

 


Aでした。

 

僕の不倫な純愛 No.7

 それは、性病騒動でした


はっきりとはわかりませんが、A曰く、僕が原因とのこと
Aの彼氏は浮気とは縁のない人らしく
A自身も、関係を持っているのは彼氏と僕だけといいます

 

逆に僕は、A以外にも嫁さんと3~4人のセフレ
そのうちの一人がプロの人で
そこからひろったと思われます

 

とにかく、僕がひろったであろう病気をAにうつし
AからAの彼氏
そしてAとAの彼氏の関係が悪化

 

僕は嫁さんにもうつしましたが
幸い嫁さんはホンキで世間知らずだったため
うまく誤魔化し難を逃れました
まるで昼ドラ状態ですね


 Aとの電話で、彼氏にバレた事よりも
病気をうつされたことに怒っていました

 

あと、もう会えないと言われたのも覚えています
彼氏が許してくれたからやり直してみると
その時僕は、男と別れて僕と付き合えって言っていました
既婚者のくせにトチ狂ってますよね、僕


Aはしばらく無言の後

 

「じゃあ、奥さんと別れてくれるの?」

「そうじゃないと、無理。」


と言われました

 

僕はわかったとは言えませんでした
子供を捨てるという選択肢は僕にはありません

 

その結果、Aとの関係は終わりました

 

僕の不倫な純愛 No.6

 でも、会う回数が増えるにつれ
僕の気持ちはゆらいでいきます

 

嫁さんも子供が産まれてから変わっていき
僕の存在はどうでもいいような風に感じました

 

ただ、Aに手を出しませんでした
遊び感覚で手を出す事を
自分でヨシとできませんでした

 

でも、そんな期間が1年半ほど続き
また繰り返してしまったのです

 

僕はAの事がまたしても好きになっていました
嫁さんとの関係が良好ではなかったこともありますが

 

Aはその時の彼氏と上手くいかずに
寂しさを埋めるために関係を持ったように感じました

 

 理由はどうあれ、それからの僕たちはまた急速に距離が縮まりました
月に4回以上遊び、その度に僕は求めました

 

ただ、僕には他にも何人か遊んでいる人がいました

 

昔からずっとそうやって
遊んでは捨ててを繰り返していたので
当時はもはやそれが当たり前でした


むしろ、それ以外に自分の存在意義を見出せませんでした

 

とにかく、Aと関係を持ち始めて半年ほど
またしても大きな問題が発生しました

僕の不倫な純愛 No.5

 一気に飛んで、27歳
僕は幸せの絶頂にいました
結婚して、子供も授かり半年後には産まれる予定です


 その時、流行っていたmixi
僕も流行りにのっかり、昔懐かしい友人と交流を深めていました
そんな時、偶然Aを見つけました

 

元気だったのか
あれからどうしてたのか
今、何をしてるんだろう

 

軽い気持ちでAにSNS内でメールを投げました
どんな会話をしたのか覚えていませんが
久しぶりに会うことになりました

 

Aは元気そうでした
20歳で子供を産んでいて、シングルマザーとして頑張っていました
近所の居酒屋で話をして、連絡先を交換して帰りました

 

それからちょくちょく連絡して、月に1回ほど
Aのアパートで飲むようになりました

 

その時Aには彼氏がおり、僕も結婚していたので
そうゆう関係にはなりませんでした
むしろ、僕は手を出しませんでした


Aは僕にとって、他とはちょっと違う風に感じていたからです
最初の相手だったからなのかな?

とにかく、Aの家に押し寄せ酒を一緒に飲む

 

一切のスキンシップはなし
思い出話や最近の話などで酒が進みました

僕の不倫な純愛 No.4

 高校時代の僕はクソです
特定の彼女を作ることをせず、つまみ食いの日々でした
日替わりでいろんな子と徹底的に遊びまくりました

 

特に車を持っているお姉様と遊ぶことが多かったです
彼女たちにしてみれば、若い高校生と遊べる機会なんて
そうないのかもしれないので、利害の一致ですね


僕は僕で、行為のセミプロになりたいと本気で腕を磨いていました
お小遣いを貰って遊ぶ事も多々ありました
でも、今思えば何も残らない虚しい時間を過ごしたと思います
まー、テクニックは上がったのかもしれませんが

 

 

 大学に入り、後々嫁さんとなる人と出会いました
彼女は本当に真面目な人で、今まで出会ったことが無いタイプ
そんな、自分にはないところに惹かれていきました

 

 彼女は卒業後、数年実家に戻りました
僕は留年しながらもなんとか卒業し、サラリーマンとなりました
そして同期のYと、関係を持つようになっていました

 

 毎週金曜日、仕事が終わればラブホテルで一晩過ごす
こんな生活を数年続けていました

 

 Yはすごく積極的でアタックをかけてくれていました。
僕は彼女がいて、付き合う事はできないと断ったのですが

 

「それでもいい。付き合えなくてもいいから。」

 

それならと、僕も関係を持ちました

 

 そんなYとの関係も終わりを迎えます
それは、僕が結婚することになったからです
そのことをYに伝えるとやはり泣かれてしまいました

 

いつかは結婚するからその時はごめん
っと伝えてはいましたが、やっぱり泣かれるのはキツイ


週末とはいえ、数年一緒にいたのだから尚更でした

 

僕の不倫な純愛 No.3

 もちろんAは戸惑っていたし、嫌がってもいました
でも、僕の執拗なお願いに、遂に首を縦に振ってくれました

 

中3、思春期の真っ只中で性行為に対して興味がないわけがない
ただその時は、Aが他の男にされるならいっそ僕が・・・
という勝手な独占欲の方が強かったです

 

そして、中3のある冬の夜、Aは僕の家に来ました
僕のお願いを聞いてくれるために
なぜか宿題を持ってきて僕の家でやっていました

 

そして、僕のベッドへ移動して事に及びました
お互い未経験者同士、分からないことだらけでした
ただ、血がベッドにつくのは困るので
学ランを下に敷き、その上で・・・

 


行為が終わり、Aが帰って行った後

こんなものか

と思ったことを覚えています

 


 それから、付き合う事もなく、お互い距離が縮まったわけでもなく
日々が過ぎていった頃、Aに大きな問題が起こりました

 

それは僕とAの共通の友達Eが
Oに僕とAが仲良くしている事を言ったようです
そのせいでAとOの関係は壊れ
Aは気まずい気持ちのまま卒業したようです

 

僕もKに知られましたが、
心臓に毛が生えているのか全く気になりませんでした

 

とにかく、僕はひどい事をしました
僕がAとヤってなかったら、AとOも仲の良いままだったはず
そのままAとは一切交流もなく
お互い別々の高校へ進みました

 

僕の不倫な純愛 No.2

時は流れ、中3

 

Aとまた同じクラスになりました
でも、今まで通り接点はありませんでした

 

ただ、ある時を境に接点ができました
それはAの友達Oが、僕の事が気になっていた事


また、クラスメイトのKがAを気にいって僕にそんな話をしていた事
KからAがどう思ってるのか、誰が好きなのか何となく聞いてほしい
これをきっかけに僕たちの距離が近づていきました


Aに対して僕はKの事を
僕に対してAはOの事を


当時、携帯なんて無かったので、家の電話でよく話しました
1時間以上電話することもありました

 

そんな時期を少し経て
小さい頃に好意を寄せていたAの事を
また好きになっていきました


その時Aがどうだったのかは知りませんが

 

そしてある時、僕は受話器越しに想いをAに伝えました


僕「なぁ、ヤらせてくれん?」

 

とんでもない想いを伝えたもんです。